2016年3月12日土曜日

【スーダン東部周遊】ポートスーダン

カッサラからの続きで、5-6日目に滞在したポートスーダンのまとめです。



ポートスーダンはカッサラから北にまっすぐ上がったところ。

Suakin
ですが、ポートスーダンに行く前に寄ったサワーキン(Suakin)が結構オススメなので、サワーキンから。



ポートスーダンより南に1時間くらいの静かな街。

ここには昔の廃墟がそのまま残ってるんだとか。



...意外と綺麗(^ ^;

一応観光地開発は進んでいるみたいです。



歩く道は舗装されているけれど、左右の廃墟はそのままっぽい感じ


  

海も近くてかなり良い雰囲気



そしてこの海の綺麗さ!!なんで誰も泳いでないの!?

と思って聞いたら、イスラム教では人前で肌を露出することは良くないことらしい。

まぁ、たしかに(笑)



ガイドのmoya君が入り口の番人と仲良くなったところで昼飯に移動


 

猫がうろつく吹き抜けレストランで昼飯



魚をそのまま揚げた料理。激うま。
スーダン来て肉しか食べない人多いけど、魚もめっちゃうまい!

満足したところでいよいよポートスーダンへ

Port Sudan



到着!

田舎なカッサラとは打って変わって、栄えに栄えている街

港には大学生なんかがいて露天商もちょっとオシャレ

せっかくなので撮影



moya君も撮影




昼飯食ったにも関わらず腹減ったのですぐ晩飯


これも魚を揚げた料理。

こちらも美味しいけど、サワーキンで食べたやつの方がうまいです。

サワーキンで飯食う人は少ないらしいので行く際は是非。


Sanganeb
日が変わり6日目はSanganebという秘境リゾート地へ行ってきました(^^)

スーダンでリゾート?...と思いつつ船に乗り込む一行



しかし到着してびびりました



...え?



...やばい!



マジか!!



きれいすぎでしょ(笑)



興奮しすぎて水滴も写ってます(笑)



朝9時発で11時-13時くらいまで泳いで15時くらい解散、昼飯つきで、

お値段は1560SDG(16000円くらい)!

とスーダンで聞くと高いと思うかもしれませんが、
僕の中では正直グレートバリアリーフより満足度高かったです。

せっかく入国したなら行くべき。



帰りの船では奇跡的にイルカも見れました






泣き声はスーダン人の泣き声です(笑)

船の上からは巨大な船なんかも間近で見れたり


スーダンの港町を満喫しました。


おわりに
バックパッカーは結構この街をとばして次の国へ行ってしまうそうですが、

個人的にはポートスーダンがスーダンの中で二番目に思い出深いです。(一番はメロエ)

灼熱の砂漠の国だからこそ貴重な港町、オススメです。


(旅全体の流れは以下のしおりにまとめました。興味あれば何でも聞いて下さい :) )






2016年3月11日金曜日

【スーダン東部周遊】カッサラ

先日、2/22-3/8の15日間におよぶスーダン東部周遊旅行を終えたので、
その一部始終を場所ごとにまとめようと思います。


まずは2-4日目に滞在したカッサラから。
カッサラは首都ハルツームから東にまっすぐ行ったところ。
エリトリアとの国境付近にあります。


ハルツームから高速バスで8時間(長い!)ほどかけて到着するとまず目に着くのは...
なんだあの山!!
子供が絵に描いたようなかっこいいこの山の名前はタカ山(taka-mountain)というらしいです。

着いた2日目は街で服を買ったり、3日目日中は田舎の村(アロマ)に移動したりで、タカ山には3日目の夜に行きましたが...


日本人が珍しいのか、とにかく写真を撮られまくるハメに(笑)
ちなみにこの服はベジャ族の正装らしく、街中で120SDG(1300円くらい)で買えます。
お土産やカフェもあるけどそんな所に寄る時間も作れずひたすら撮影
アイドル気分です。この日は撮影だけで1時間以上使って帰りました(笑)。

こんな感じで夜は観光地化するけれど、朝はガラガラになるらしい。
スーダン人は基本サンダル移動なので登山はしないけど、観光客がたまに登っているとか。
え?登れるの?じゃぁ登りましょう。
朝6時に宿泊先から撮影。いざ。
見事に誰もいないですね。ガンガン登りました。
最初は左側に向かって登っていきましたが、
どうやらこちらは登れないのでは?
という一抹の不安が...
どうやら左側の山は登れないっぽい (^ ^ ;
という事で方向転換
あっち登ろう(※予定してた山より高いやつ)

脳内BGMはThe HobbitのThe Misty Mountains Coldでした。寒くはなかったけど。
道中遊びつつ
景色は常に良いので結構楽しいです

休憩しつつ
苦節5時間ほどかけて遂に...!! 岩の形がゲートっぽくて良い感じ

登頂!感無量!
結構他にも来ている人はいそうでした。
中々壮絶な道中で何度も心折れそうでしたが、他にも人が来ている事を実感し安堵しました(笑)

せっかくなので名前を残しておきました
下りは2時間くらいで麓に戻れたので、道を間違えなければ結構気軽に登れそうです。

下山後はすぐそばのハトミヤモスクへ
DSC01531.JPGDSC01533.JPG
下山後で疲れてたのでサラッと見て回りましたが、かなり見応えあるモスクでした。


カッサラを訪れる日本人は結構多いみたいですが、タカ山にトライせず南へ流れていく方が多いとか...もったいない!!
訪れた際は是非頂上から一望できるカッサラ全土を堪能しましょう (^ ^)

次はポートスーダン編

(旅全体の流れは以下のしおりにまとめました。興味あれば何でも聞いて下さい :) )

2016年2月17日水曜日

自動運転は我が子を守ってくれないという話

小1男児ひき逃げ 60代ダンプカー運転手の過失

親愛なる後輩をトラックに殺されてから2ヶ月半が経ちましたが、相も変わらずトラックを運転する高齢者ドライバーが若者の未来を奪う現実は変わっていません。

しかしこの現状も、もうすぐ実現されるだろう自動運転によって改善されるはず。。。と思っている方も少なからずいるかと思います。

そんな希望を打ち砕くようで心苦しいですが、
  • 完成間近の自動運転では歩行者事故は減らないこと
  • 自分の子供を守る方法は子供の教育以外にないこと
を忘れないために、書きます。


自動運転では歩行者事故は減らない?

減りません。これは2020年に各社が出すと言っている自動運転の話です。

東京オリンピックに向けて各社が総力を挙げて開発している自動運転は、高速道路など一部だけ自動化が可能な「部分自動運転」です。
歩行者の為ではなく、ドライバーの為の自動運転を開発しているというわけです。
ここで課題となってくる機能は車線変更や非常時(事故、工事)対応、運転の受け渡しなどで、歩行者保護は含まれていません。

実は歩行者保護は自動運転ではなく、ADAS (Advanced Driver Assistance System)の領域で開発が進んでおり、安全性評価の基準としても2016年以降強化されていく事がEuro ncapから報告されています。
しかし歩行者検知の技術はまだまだ発展途上で、誤検出も多いのが現状です。
先日、Googleが革新的な歩行者検知技術を提案しましたが、まだそういうレベルです。
研究中という状態です。2020年頃から発売開始したとしても、普及するのは10年以上先でしょう。

つまり言いたいことは、あと10年以上は暴走トラックに我が子が殺される前提で生きなければいけません。
先日殺された子供は7歳です。
これから子供を生む方にも大きく関係のある話です。

自分の子供を守るには?
 
教育しかありません。
政府は自動運転にメロメロなのであと10年以上は役立たずです。

まず、信号に依存させる教育をやめましょう。
信号の色に関係なく彼ら高齢者は、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」とか言いながら突っ込んできます。
信号の色に関係なく道路の左右をくまなく確認する習慣をつけないと死にます。

次に、教習所レベルの事は子供のうちに教えましょう。
内輪差があるから巻き込み事故が多い事、
空走距離と制動距離、
ドライバーの死角、
止まれの標識や見通しの悪い交差点ではゆっくり左右を確認する、
などなど、子供でも教えれば分かります。
他にも、
信号の変わり目は急加速して突っ込んでくる車が多い、
など、経験則を教えるのも良いと思います。

おわりに

乗用車のメーカーは、
スマホを活用して車にサイクリストの位置を伝える機能とか、
歩行者と車の両方に衝突の危険を伝える機能とか
素晴らしいアイデアを提案していますが、普及には時間がかかりますし、恐いのは乗用車ではなく商用車です。
全商用車への歩行者検知装備が理想ですが、最短でも10年はかかります。
教育しか思いつかなかったのでこんな結論になりましたが、他にアイデアがあれば是非教えてください。

これ以上若い命が奪われない事を切に願います。

2016年1月29日金曜日

交通事故マッピングのサーベイ(3/3)

イギリス編の続きです。

Finland


フィンランドでもイギリスと同じくデータが公開されているようで、ヘルシンキ市の2000-2010年の交通事故データを利用したヒートマップが左図です。

Google map上にプロットしていますが、計算済みのヒートマップを重ねているだけで、拡大縮小に応じて表示が変わるわけではないみたいです。

他にも交通騒音や鹿出現箇所、高低差などをヒートマップで表示しています。

ヒートマップとして表示させるならこれくらいシンプルな方が見やすい気もします。




Japan

日本はopen dataに関しては完全に後進国です。ITARDA(Institute for Traffic Accident Research and Data Analysis)という組織がデータを牛耳っており、一年分のデータが5000円という破格の高さ。
無料でダウンロードできるのは役に立たない統計pdfのみです。
政府が公開しているデータも中途半端にまとまっているせいでデータ解析用には全く使えず、税金の無駄遣いがそこかしこに見え隠れします。


そんな中、日本の中でも鳥取県のみがデータを無償で公開しています。
元々はとっとりWebというサイトで提供されている位置情報をCSVで出したみたいですね。
大分カオスです。
しかしデータを公開したおかげで昨年末に野生の解析屋さんが現れました。
image
まだ完ぺきというわけではないみたいですが、こうやって解析する人が増えるのがopen dataのメリットなんで、もっとデータ公開して欲しいです。。。
警視庁の解析ページとかはなぜこんなに見づらいのか。

それはさておき。
日本はopen dataに関しては後進国と最初に申しましたが、自動車業界の安全に対する取り組みはかなり先進的だと思います。
中でもホンダのSAFETY MAPは素晴らしいです。
サイトキャプチャーイメージ
このサービスでは
ホンダが持つ「急ブレーキ多発地点」のデータ、
国が提供した交通事故のデータ、そして
利用者が追加したデータ
の三つを使って、危険な場所の情報を共有して事故の予防をしようという取り組みです。
また、ホンダはこのデータを利用して急ブレーキ多発地点の原因究明・解決まで行っています。

Googleのストリートビューとも連携しているっぽくて、クリックした地点の3D画像を気軽に見ることができます。
非常に良くできていると思うのにあまり普及していないのが残念です。


おわりに

以上、各国の交通事故マッピングについてまとめてみました。

交通事故による犠牲を無駄にしないためにも、交通事故データは何らかの形で活用されるべきだという考えは各国とも共通しています。
しかし実情は、マッピングしてそれで終わり、です。
それもその筈で、正直マッピングした結果から何が分かるかを考えても、よく分かりません。
「ここで事故あったのかー、へー」で終わりです。

この状況の打開策の最初の提示者がホンダです。
彼らは地図という抽象的な空間で得たデータを基に、現実の空間で原因究明を行った最初の組織でしょう。
しかし付加サービスがなければせっかくの素晴らしい技術も使われないので、今日誰もが使う「ルート検索」にどれだけこの「安全性」を取り入れられるかが鍵な気がします。