2016年4月10日日曜日

和田光司さんを偲ぶ記事

2016年4月3日に亡くなられた和田光司さんの曲には多くの場面で助けてもらいました。

2015年から劇場版が始まり、盛り上がっていた矢先での訃報に未だにふわふわしています。

そんな気持ちを落ち着かせるために、超個人的な思い出を交えながら和田さんの曲を振り返っていくだけの記事がこちらです。
超暇な方のみお付き合い頂ければ幸いです。



1. Butter-fly 最終回ver
エンジェモン「きっとまた会える、君が望むなら」

この曲は、デジモンアドベンチャー全50話を観終わるまではただの「良い曲」でした。

最終回、冒険が終わってしまう悲しみの中で流れるpiano ver。
そしてミミの帽子が飛ぶ瞬間に流れるButter-fly。

感動とか、鳥肌とか、そんな表現では表しきれない次元を子供ながらに感じ取った瞬間でした。

アニメ放送後に映画化した「ぼくらのウォーゲーム」で再度聴いた時の、過去50話がフラッシュバックした瞬間も忘れられません。

あらゆる記憶がこのButter-flyと繋がって、今に繋がっている大切な一曲です。


2. Target -赤い衝撃-
僕らはデジヴァイス世代だったのですが、流行に乗り遅れた僕はD3にはまりまくってました(笑)

初代に比べて評価の低い02ですが、デジモンのビジュアルは圧倒的にかっこよくて、それだけで大好きでした。


3. ぼくらのデジタルワールド
02が終わった後にこれを聴いて、和田さんがいて、Aimさんがいて、声優たちが皆いて。

この作品が作り上げた世界、デジタルワールドの広さを認識した一曲。

「ナレーション、タケルだったのかよ!」

と思ったのも良い思い出。


4. The biggest dreamer
カードはとにかく買いました。

周りにデジモンカードやっている人いなくて誰も対戦相手いないのに買ってました。

「big and bigger biggest dreamer」なのか「bigger bigger biggest dreamer」なのか論争が巻き起こりましたが、どう考えても前者ですよね。


5. FIRE!!
ビックリマークは二つです。

ダントツ一番で大好きな曲です。

「法則なんて発明すりゃいいんだろ 自分勝手もたまに必要さ」

僕ら世代は兎角大人たちから批判された世代です。親からも先生からも世間からも、ゆとりがどーだ、最近の若者がどーだ、と制度改革のおもちゃにされ、叩きに叩かれた世代です。

そんな言われても言われたままやるしかない子供の僕らは、大人に対する不信感も強い世代だったと思います。

それをまるで全て分かっているかのようなこの曲にどれだけ救われ、励まされたことか。

この曲をきっかけに勉強のモチベーションを取り戻したことは何度もあります。
進路の選択にもこの曲が寄与する場面は数多くありました。

「叶う 叶うさ 発火点はもうすぐだぜ」
「できる できるさ 爆発してみせるんだ」
「Burn up'n Go !!」

中学受験、大学受験、院受験の全てにおいて僕は希望進路の全てを相談した大人達から否定されましたが、全て自分の信じた通り実現してこれました。

8割方FIRE!!のおかげです。

飛び越える対象がゴミ箱か跳び箱か論争も懐かしい思い出。


6. 勇気を受け継ぐ子供達へ
この曲は大学に入ってからYoutubeで見つけました。

「忘れないでほしい 街を歩く どんな人も together 君と同じように 皆子供だったことを」

「新しい 子供達が もう君の後ろを 歩いている」

大学一年の頃からずっと毎年8月1日に聴いている曲ですが、一昨日からずっと聴いています。


7. 未来への扉
和田さんがいたから、いつもそこに曲が生まれて、それを聴くたびにデジモンを思い出して。

毎年8月1日にはニコニコやお台場でお祭り騒ぎが開催されて。

そのたびに知らなかった和田さんの曲に出会ったりして。

そんな感じで見つけた曲です。


他にもSeven

An endless tale

イノセント


ヒラリ

など、いつも元気をもらえる曲ばかりでした。ありがとうございます。


今年の8月1日は特別な1日になるでしょう。
合掌。




~おまけ~

毎年8月1日に巡る動画も貼っておきます。





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