2018年7月9日月曜日

Windows 7(+GPU)でSSD-Keras動かしてみる

今時はWindows 10なブログが多いですが、Windows 7(+GPU)でDeep Learningしたかったのでそのまとめです。

はじめに


歩行者検知といえばDeep Learning, YOLOかSSDといえばSSDでしょ、という昨今。
今回はKeras (backendはtensorflow)でSSDというこちらを動かします。

環境構築

Python + Tensorflow + Kerasの基本環境はminicondaベースで入れました。
Udacity Nanodegreeのものをベースに色々アップグレードしていきます。

  • Tensorflow: 1.8
  • Keras: 2.1.6
  • Numpy: 1.14.3
  • Beautiful Soup: 4.6.0

GPUない人はこれだけでSSD-Keras動かせますが、GPUある人はもう少し作業が必要です。
ちなみにGPUありなしはデバイスマネージャーで見れます。


GPUある人はcuda9.0cudnn7.0.5 for CUDA 9.0を入れます。
(最新版のcuda9.2とcudnn7.1では動かなかったです)


テスト


あとは

  1. モデルダウンロードして
  2. Jupyter notebook起動して
  3. SSD300_inference.ipynb開けば

動かせます。次は噂のBDD100kとか使って転移学習でもします。
おしまい。

(2018/07/10 追記)
動画およびUSBカメラのパイプラインも書きました

参考